美香14位発進「ショットがすごくいい」

◆米女子ゴルフツアー ホンダLPGAタイランド第1日(26日、タイ・サイアムCC=パー72)

 宮里美香(25)=NTTぷらら=が4バーディー、1ボギーの69で3アンダー、14位と12年8月以来のツアー2勝目へ好発進した。10年大会覇者の宮里藍(29)=サントリー=は2バーディー、1ボギーの71で1アンダーの27位。野村敏京(22)=フリー=は1バーディー、2ボギーの73の54位で滑り出した。補欠1番手で、繰り上げ出場に向け現地で調整していた上原彩子(31)=モスフードサービス=は、出場ならなかった。

 宮里美が2戦連続トップ20入りの好調を持続した。日傘を差すなど、しっかりと熱中症対策。首位と3打差の好位置に「ショットがすごくいい分、(バーディー)チャンスにつけられている」と笑った。8番は60センチ、11番は第2打が惜しくもカップ縁で止まり、余裕の“タップインバーディー”。グリーン上も23パットで「このコースを攻略できると思う」と、白熱のバーディー合戦に闘志を燃やしていた。  


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【GOLF】石川、滑り込みセーフ

【GOLF】石川、滑り込みセーフ
石川遼が本場仕込みの粘りのゴルフで、初日の106位タイから滑り込みで予選をクリアした。

 米男子ツアーのHPバイロン?ネルソン選手権は現地時間16日、テキサス州のフォーシーズンズ?リゾートを舞台に第2ラウンドの競技を終了。スコアを伸ばさなければ予選落ちが免れない状況だった石川だが、出だしの1番でバーディを先行させる幸先の良い滑り出し。
2つスコアを伸ばして迎えたバック9はバーディとボギーが交互に来る内容ながら6バーディ、4ボギーの2アンダー68にスコアをまとめ通算1オーバー67位タイはカットラインぎりぎりで決勝ラウンド進出を決めた。

 崖っぷちに立たされてからの粘りは米ツアー2年目の経験の賜物。前週のザ?プレーヤーズ選手権では会場に足を運んで欠場者が出るのを待ったが、ついに出場権が下りてこないまま(補欠の1番)第5のメジャー初出場を逃し悔しい思いを味わった。ショット、パットともに納得の行くものではなかったが、週末も戦えることの意味は大きい。だが予選は通ったが突破した人数が80人を超えているため3日目のカットもある。昨年とはひと味もふた味も違う石川にとって明日のムービングデーこそ腕の見せどころだ。

 一方、シード権を落とし今大会にスポット参戦している今田竜二は苦戦。130位タイからスタートしたこの日、得意のパットが決まらず1バーディ、3ボギーの2オーバー72と崩れ、通算6オーバーはカットラインに5打足りず126位タイの下位で決勝ラウンド進出を逃している。

 上位争いは「ショートゲームが冴えた」と言うブレンドン?トッド(米)が6アンダー64と爆発し、通算8アンダー単独トップに浮上。前週のザ?プレーヤーズ選手権に続く2週連続優勝を目指すマーティン?カイマー(独)が通算6アンダーで、グラハム?デラート(カナダ)、マイク?ウィアー(カナダ)、チャールズ?ハウエルIII(米)、マーク?リーシュマン(豪)、ポール?ケイシー(英)らと並び2位タイの好位置をキープした。

 ちなみにケイシーはこの日のバック9で6バーディ、1イーグルの8アンダー27をマーク。ハーフのツアーレコードには1打及ばなかったが『27』は史上8人目の快挙である。

 また地元出身の17歳のアマチュア、スコッティ?シェフラー(米)が2つスコアを伸ばし通算1アンダー41位タイで予選を突破したが、初日2位タイと久々に好発進を切った元世界No.1デビッド?デュバル(米)は6オーバー76の乱調で通算2オーバー。カットラインに1打足りない85位タイで無念の予選落ち。ディフェンディング?チャンピオンのベ?サンムン(韓)も通算7オーバー137位タイで決勝ラウンド進出を逃している。
  


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舞台は東南アジアへ 川村昌弘が参戦

欧州ツアーは中東からアジアに舞台を移し、3週間掛けてマレーシア、タイ、インドを回ってアジアンツアーとの共催試合を開催する。2月5日(木)から4日間、クアラルンプールG&CCで開かれる今季第7戦は「メイバンク・マレーシアオープン」。昨年は4月に行われ、リー・ウェストウッド(イングランド)が後続に7打差をつけて圧勝した。
前週ドバイで今季初優勝を飾ったロリー・マキロイこそ参戦しないものの、ウェストウッド、前週3位のスティーブン・ギャラハー(スコットランド)、ライダーカップ主将を務めたポール・マギンリー(アイルランド)、グレーム・マクドウェル(北アイルランド)、ビクトル・デュビッソン(フランス)ら欧州ツアーの実力者が集結する。

先月アブダビで初優秀を遂げたフランスの新星ガリー・スタール、今季初戦を制したダニー・ウィレット(イングランド)も灼熱のマレーシアに集う。

日本勢では、世界を駆け巡る21歳・川村昌弘が今年の初戦に挑む。

【主な出場選手】
リー・ウェストウッド、ロバート・カールソン、グレーム・マクドウェル、Y.E.ヤン、マッテオ・マナッセロ、ガリー・スタール、ダニー・ウィレット、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、スティーブン・ギャラハー、ビクトル・デュビッソン、ポール・マギンリー、川村昌弘  


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木戸愛がLPGAにジュニア育成基金を寄付

株式会社Tポイント・ジャパンは1月21日(水)に都内にて記者会見を行い、木戸愛と共に実施したチャリティ企画が終了し、総額1,078,480円をLPGAに寄付したことを発表した。今回のチャリティは2つの企画にて寄付金が集められた。1つは木戸が2014年度に獲得したバーディ数に対し、1バーディにつき1,000ポイントを木戸自身が既出、Tポイント基金を通じ、LPGAジュニア育成基金に寄付する。昨シーズンに木戸が奪ったバーディ数は302なので、302,000ポイントが寄付される仕組みだ。さらに、この木戸の寄付ポイントに加え、Tポイント・ジャパンも同ポイントをマッチング寄付という形で寄付される。

 2つ目が木戸がゴルフ関連商品と直筆のサイン色紙をセットにし、プレゼントとして4月から12月まで毎月出品。ユーザーはTポイントで応募する形となり、1人で何口でも応募できる。そうして集まったポイント、そしてそのポイントと同額のポイント数をTポイント・ジャパンが既出する。

 このように集まった1,078,480ポイントを1ポイント=1円で換算。総額1,078,480円がLPGAの「LPGA ジュニア育成基金」に今回寄付された。

 今回の寄付に対し木戸は「寄付は意識してプレーしていました。1つでも多くのバーディを獲ろうと頑張りました。」とコメント。「もっと獲りたかったですが、このようなかたちでチャリティができて光栄です。少しでも多くのジュニアがプロを目指せる環境を作れたらと思って頑張りました」と企画に参加した意図を明かした。  


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松山、大会公式HPのV予想ランキング6位に/米男子

米男子ゴルフツアーの今年初戦「現代自動車チャンピオンズ」は9日から4日間、米ハワイ州カパルアのプランテーションC(7452ヤード、パー73)で開幕する。昨年のツアー優勝者34人で争う大会だが、松山英樹(22)=LEXUS=は、公式ホームページの優勝予想「パワーランキング」で、6位にランクされた。また松山にメジャー初戦「マスターズ」(4月)の招待状が5日に届いていたことが7日、明らかになった。  


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【GOLF】小平はシード圏外に後退

来季の米下部ウェブ・ドットコム・ツアー出場権をかけたファイナル・クォリファイング・スクール(最終予選会)は現地時間13日、フロリダ州PGAナショナルのチャンピオンC(CC)と、ファジオC(FC)を舞台に第3ラウンドの競技を終了。日本から唯一出場している小平智は、3オーバー75(FC)を叩き通算1オーバーで、前日の34位タイから81位タイに順位を落とした。

 6日間108ホールの戦いもここが折り返し地点。このあたりで3回目の入れ替えまでツアーカードが保証されるトップ10浮上といきたかったところだが……。この日は1番をバーディ発進としたものの、その後は7番までに4つのボギーを叩いて後退。(8番をバーディとした後の)後半もイーブンパーとスコアを伸ばすことが出来ず、逆にシード圏外に弾き飛ばされる結果になった。

 現時点でシードラインとは5ストローク差(45位以内に入れば2回目の入れ替えまでツアーカードが保証される)。後半戦の爆発が必須な状況となってしまったが、まだまだ3日間54ホールが残されているだけに逆転は十分可能だ。狙うはセカンドQT最終日に見せた9アンダーの再現。果たして25歳の若武者は逆境を切り抜け、来シーズンのツアー参戦権を手にすることは出来るか?

 トップは通算14アンダーのバード・フリッチェ(カナダ)。以下、2打差の2位タイにマット・ファスト(米)とリック・コックランIII(米)、3打差の単独4位にテッド・パーディー(米)、4打差の単独5位にアンドリュー・ランドリー(米)と続いている。  


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“最強ツアー”は女子チーム

<日立3ツアーズ選手権 事前情報◇13日◇平川カントリークラブ>

 千葉県の平川カントリークラブを舞台に開催された男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)ツアーによる対抗戦「日立3ツアーズ選手権」。1stステージで7.5ポイントを獲得し首位に立ったLPGAチームがシングル戦でも強さをみせ、計21.5ポイントで3年ぶり3度目の優勝を挙げた。2位は20ポイントのJGTOチーム、永久シード4人を揃えたレジェンド軍団、PGAチームは12.5ポイントで3位に終わった。LPGAチームは2組目の申ジエ(韓国)が18番で5メートルのバーディパットをねじ込み、JGTOチームを逆転し3ポイントをゲット。大山志保も近藤共弘と尾崎直道を撃破し3ポイントを獲得すると、4組目のアン・ソンジュ(韓国)も最終ホールで6メートルを決め、JGTOチームに並ぶ値千金のバーディをゲット。イ・ボミも藤田寛之と中嶋常幸に危なげなく勝ち、今季計12勝を挙げた“韓国3強”とベテランが大活躍した。

 「チームのために貢献しないと」と最後のバーディパットは強い気持ちで打ったと話した申。LPGAチームの勝負どころでの強さには「今の女子の強さはこういうところにあるのか」と倉本昌弘PGA会長も脱帽だった。

 MVPに輝いた大山も「このチームが過去最強だと思う」とチームメイトを絶賛。自身も「ショットの調子が今年一番良かった」と会心のプレーで、キャプテンの成田美寿々を含め初出場が4人の若いチームを牽引した。

 小林浩美会長も「選手たちが強い結束と勝ちにこだわったプレーを見せてくれた」とこの結果に大満足。満面の笑顔で“最強ツアー”となった喜びを選手たちと分かち合っていた。  


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東京でもスクール開校の伊澤利光

国内男子ツアーで賞金王を2度(2001、03年)獲得し、2001年のマスターズで4位に入るなど活躍した伊澤利光(46)が、来年1月に「伊澤ゴルフアカデミー東京」を開校する。スタートを1カ月後に控えた12月2日、ロッテ葛西ゴルフ(東京都江戸川区)で開校プレイベントを行い、取材に答えた。
来年1月12日から東京・大崎の「イーゴルフスタジアム大崎」にアカデミーを開校する。都内屈指の大規模練習場でイベントを開催したこの日は、ジュニア選手やアマチュアゴルファーにレッスンを行い、わずか3球ではあったが、世界からキング・オブ・スイングと評されたショットも自ら披露してみせた。

「自分の頭の中で分かっていても、うまく伝えるのが難しい。手取り足取りではないが、なんでそうしないといけないのかをきちんと説明するようにしている」

世界で戦ってきた経験をもとに、今年7月に福岡・博多でアカデミーを開校。2つ目の拠点開設が意味する通り、現在は、より多くの生徒に、より早く上達してもらうことを目標に掲げて、直接指導をポリシーにしながら、レッスン内容に工夫を重ねる日々を送っているという。

国内通算16勝の実績を誇りながら、ツアーの表舞台からひっそりと姿を消した。最後の出場は、2012年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」というから、もう2年も前のことになる。ツアーを離れた理由を尋ねると、「クラブの変化にうまくついていけず、自分の思っているゴルフができなくなったから」と答えた。

「休養と引退の間の宙ぶらりんな状態」と、“プレーヤー”としての現状を表現。「自分がある程度納得できるゴルフができればね。ただ、それは年々厳しくなってくる。焦っても仕方ない。かといって落ち着いていれば、そのまま引退。時の流れにまかせながら、少しゆっくり考えてもいいかな」と、率直に現在の心境を明かした。

受講を希望する人には、あの美しいスイングをトーナメントの現場でも見たいと望む人がいるかもしれない。「(50歳を過ぎたら)シニアに出るかもしれないし、出ないかもしれない。推薦でレギュラーツアーに出るかもしれない。来年すぐにはないが、数年後にあるかもしれない。なくて、そのまま終わるかもしれない。そこはまだ分からない」。今は教えることに専念している。  


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香妻琴乃、痛恨の連続ダボで失速も

<大王製紙エリエールレディスオープン 初日◇20日◇エリエールゴルフクラブ(6,428ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」が開幕。香妻琴乃は一時は首位に立つも連続でダボを叩き1アンダーで初日を終えた。

 前半は香妻のペースだった。この日INからスタートした香妻。幸先よく11番でバーディを先行させるとその後もバーディを重ね4バーディ・1ボギーで前半をラウンド、3アンダーと好発進を切った。

 そんな香妻は後半に入っても好調は継続させる。出だしのバーディを奪うと、4番でもバーディ。これでリーダーボードのトップに躍り出た。

 ここまで順調にスコアを伸ばし首位に立った香妻、残りは後5ホールこのままいくかと思われた。ところが、ここから急変。悪夢のような展開に。次の5番ではティショットを左に曲げOB。ダブルボギーにしてしまう。続く6番、346ヤードの短いパー4では、同組の選手がティショットでアイアンやUTを使用する中、香妻はドライバーを選択。“今度こそ”という強い気持ちが選ばせたドライバーは、今度は右にプッシュ、再びOBを叩いてしまう。結局このホールもダブルボギーを叩き、2ホールで4つスコアを落としてしまった。その後はチャンスにつけるもスコアを伸ばせずホールアウト。終盤の2ホールで痛恨のダボで失速、29位タイで初日を終えた。

 悔しさが残るラウンドとなった香妻だが、「パッティング、セカンド以降のショットは良かった」と一定の手応え。反面、自身も課題に挙げいるティショットについては「昨日から調子が悪かったが調整しきれなかった」と嘆いた。

 それでも香妻の気持ちは切れていない。「まだ今日は初日ですから。あと3日間ある」と前を向く。「ティショットを練習でしっかり調整すれば大丈夫だと思います」とこたえ、足早に練習場へ向かっていった。  


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松山はフェデックスランク11位

<FedExCupポイントランキング>

 「WGC-HSBCチャンピオンズ」と「サンダーソンファームズ選手権」終了時点のFedExCupポイントランキングが発表された。WGCで41位タイフィニッシュの松山英樹は9位から2ランクダウンの11位に後退。優勝したバッバ・ワトソン(米国)は4位にランクインした。「サンダーソンファームズ選手権」でツアー初優勝を挙げたカナダの新鋭、ニック・テーラーは前週の148位から10位に急浮上した。

 首位はロバート・ストレブ(米国)、2位には開幕戦を制したベ・サンムン(韓国)がつけている。

【FedExCupポイントランキング】
1位:ロバート・ストレブ(650pt)
2位:ベ・サンムン(605pt)
3位:ベン・マーティン(574pt)
4位:バッバ・ワトソン(550pt)
5位:ライアン・ムーア(541pt)
6位:ライアン・ムーア(366pt)
7位:ブレンドン・デ・ヨング(363pt)
8位:ケビン・ストリールマン(356pt)
9位:スティーブン・ボウディッチ(325pt)
10位:ニック・テーラー(313pt)
11位:松山英樹(265pt)

38位:石川遼(135pt)  


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